分別解体法が施行されて以来建物等を解体するときは、まず解体する建物等の周囲を足場を組んでホコリや解体くずが周囲に飛び散ら刈らないようにシートを張るなどして養生してから、解体工事にかかります。
鉄、木、ガラス、コンクリート片、紙、プラスチックなど材料別に分別して出来るだけリサイクルを考えて解体しなければなりません。
更に重機で解体作業中は、水をまくなどして周囲の空気中にホコリなどが舞い上がらないように気をつけます。
建物などにアスベストなどを使用してあれば、作業する人は防毒マスクをつけて作業します。
そしてアスベストは、専門処理業者へ運んで処理します。
昔のように重機でつぶして山へ穴を掘って燃やすというようなことは許されません。
そんなことをすると逮捕されます。
解体工事は誰でもできるものではなく、役所から許可を頂いた業者だけが出来るのです。
解体費用も昔の比ではありませんが、今の価格が正常な価格です。
重機が入りづらく解体しずらい場所にある建物等は、当然高くなります。
今、田舎では山間部にある家が空き家でも解体されず倒壊寸前の家が多くあります。
解体費用が負担になるせいでしょう。
これなどは、大きな問題です。